かもしれないが。

テスト勉強にやや追われつつ、現実とひた戦っている近頃ゆえ、シャワーを浴びている時にふと気持ちがリフレッシュした時に、お正月のワンシーンを思い出した。

うちは身内がモダンバレエの教室やってるから一回りコートより小さい室内空間があるんす。
三が日の中間にそこでアネキの旦那さんも混じってボールで遊んで(笑)いた

一通り遊んだあとに、
兄貴がキャッチボールをもうしかけてきた。
兄貴とは9歳離れてるから小さい時は父親がわりに色々相手になってもらった。
それでもボールが怖かったからドッジボールは弱かったし苦手だった。

一時期小学校で流行ってどうしても強くなりたかった俺は、兄貴に特訓を申し込んだ。

それまでも遊ぶことはあっても、年も離れてるしタイマンでなんか競技するこたぁ無かった。だからなんだか記憶に残っているよ。昔の話だがね。
そんなに長くは特訓しなかったし、ブームの風化と共にキャッチボールもしなくなった。

当時はサッカーボールで特訓したっけ。かたくて指先にかかるからグリップいいんだよあれ(笑


もう随分前の出来事だけどね…

「よくキャッチボールしたっけ、謙(←おれ)と」
(あれっ?覚えてたん?)

ザーッとシャワーの水が流れる。泡が排水溝に吸い込まれていく。

なんだか思い出したら急に胸が暖かくなった。

あぁ俺も生きてきた。
支えになった人、守りたい自分、思い出がここにもあったと思った。

自分が急に価値のある大切でそして儚くてもろい存在のように客観的に感じた。
そしたら、今も大切な思い出のあの人や兄貴に連絡したくなった。
あの人には謝ろうかとも思った。夜中の2時だから踏みとどまったけどね

なんだか、こんな弱くてくよくよしている自分でも生きてていーんじゃないか、自分のためだけじゃなく支えてきてくれた人たちのためにも生きていくべきなんじゃないかと思えた。リビドーが湧いた瞬間だった気がする


















そして最後は俺からの全力投球で約10年越しのキャッチボールは終わった

コメント

nophoto
オヌヌヌ
2011年1月17日15:22


なんか、感動した?
めっちゃ文章力あるな??

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